【ネタバレなし】映画『ビーキーパー』感想レビュー|ジェイソン・ステイサムが魅せる痛快リベンジアクション!

  • URLをコピーしました!

2024年公開の映画『ビーキーパー』は、ジェイソン・ステイサム主演の怒涛のリベンジ劇が話題を呼んだ作品です。養蜂家という一風変わった設定でありながら、ド派手なアクションシーンが満載の本作は、ジェイソン・ステイサムのファンはもちろん、スカッと爽快なアクションを楽しみたい人にもおすすめです。

目次

あらすじ

養蜂家として穏やかに暮らす男、アダム・クレイ(ジェイソン・ステイサム)。彼の日常は、親しくしていた隣人女性が、ある事件によって人生のすべてを奪われ、命を落としたことで一変します。アダムは特殊な組織の元メンバーで、極めて高い戦闘能力と判断力を持つエージェントでした。彼は隣人女性を救えなかった後悔と怒りから、再び最強のスキルを解き放ち、一人で戦いを始めます。

個人的評価:★★★☆☆(3.0/5.0)

個人的な評価は3.0点です。日々を真面目に生きる人々のために、最強の主人公・アダムが容赦なく悪人に正義の鉄槌を下していきます。とにかくスッキリしたい人におすすめです!

基本情報

・公開年:2024年
・原題:『TheBeekeeper』
・監督:デヴィッド・エアー(『スーサイド・スクワッド』、『フューリー』)
・脚本:カート・ウィマー(『リベリオン』『ウルトラヴァイオレット』)
・ジャンル:アクション
・上映時間:105分
・配給:AmazonMGMスタジオ・ディストリビューション、クロックワークス

映画『ビーキーパー』の配信一覧

本作はAmazon Prime Video、U-NEXT、など複数の動画配信サービスで視聴可能です。

  • Amazon Prime Video(見放題独占配信中!)
  • U-NEXT
  • DMM TV
  • Rakuten TV
  • Lemino
  • J:COM STREAM
  • TSUTAYA DISCAS

主要キャスト(キャラクター)

  • ジェイソン・ステイサム(アダム・クレイ) 養蜂家。秘密組織の元工作員
  • エミー・レイヴァー=ランプマン(ヴェローナ・パーカー) FBI捜査官。隣人の娘
  • ボビー・ナデリ(マットワイリー) FBI捜査官。ヴェローナの相棒
  • ジョシュ・ハッチャーソン(デレク・ダンフォース) 詐欺組織のトップ
  • ジェレミー・アイアンズ(ウォレス・ウエストワイルド) 元CIA長官

映画『ビーキーパー』の見どころ5選!

1.ステイサムの“職人技アクション”

ジェイソン・ステイサムといえば、洗練された格闘術と銃器を駆使したアクションが代名詞。本作でも、その魅力が存分に発揮されています。無駄のない動き、冷静沈着な判断力、そして圧倒的な戦闘力がスクリーンに炸裂します。アクションシーンは銃撃戦から肉弾戦までバリエーション豊かで、テンポも良く、観ていて飽きることがありません。特に監督のデヴィッド・エアーならではの、リアルで迫力ある銃撃描写も必見です。

2.“蜂”と“社会”を重ね合わせた奥深いテーマ性

本作のタイトルでもある「ビーキーパー(養蜂家)」は、単なる職業設定ではなく、アダムの哲学、そして物語全体のテーマを象徴しています。映画の中では、アダムが「蜂の巣」と「社会」を重ね合わせて語るシーンが何度か登場します。

アダムは、腐敗した社会という「巣」を浄化しようとする存在。彼の行動は、単なる復讐ではなく、秩序を取り戻すための「巣の修正」なのです。単なるアクション映画に留まらない、社会風刺と哲学的なメッセージが込められている点も、本作が多くの観客を惹きつける理由の一つと言えるでしょう。

3.現代社会の闇を斬る!奥深いテーマ性

現代社会の「弱者を狙う搾取ビジネス」に鋭く切り込んでいる点が非常に印象的です。悪党たちの悪行は現実にありそうで、だからこそ強い憤りを感じます。そんななか、ステイサム演じる主人公が迷いなく“正義の鉄槌”を下す姿は、心が浄化されるような爽快感を与えてくれます。「やりすぎなくらいでちょうどいい!」と思えるほど、悪党に対する制裁シーンはスッキリ。日常のストレスを抱えている人には最高のカタルシスになるはずです。

4.個性豊かなキャラクターたち

ステイサム演じる主人公に加え、敵役や周囲の人物も個性豊か。若きIT企業の経営者であり黒幕のデレクや、彼を守る元CIA長官のウォレスなど、権力と悪が絡み合う構図がスリリングです。また、主人公の行動を追うFBI捜査官ヴェローナの存在も物語に緊張感と人間味を加えています。彼女の視点を通して、主人公の正義と狂気の境界線が浮かび上がるのも見どころのひとつです。

5.監督デヴィッド・エアーの演出

『スーサイド・スクワッド』や『フューリー』などを手掛けたデヴィッド・エアー監督の作品は登場人物の葛藤やリアルな描写が特徴です。本作でも、アダムの孤独な戦いや、社会の闇が丁寧に描かれています。ただ爆発や銃撃を派手に描くだけでなく、緊張が走るシーンの“間”や、敵味方がにらみ合う空気感をじっくり味わわせてくれます。観ているこちらも思わず息をひそめてしまうほどです。「派手だけどリアル」というバランス感覚が、映画『ビーキーパー」を単なるB級アクションからワンランク引き上げています。

こんな人におすすめ

・スカッとする映画が観たい人
・ジェイソン・ステイサムのファン
・社会の闇に立ち向かうヒーロー像に共感したい人
・スタイリッシュでテンポの良いアクション映画を求めている人

まとめ

米国のCIAや特殊部隊の設定はもう出尽くしていると思っていましたが、新たなヒーローが登場しました!私も正直、『いつものステイサム映画かな?』なんて思いながら観始めたんですが、いい意味で予想を裏切られました!ステイサムが同じ役柄での続編制作の話もあるようですので楽しみですね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ウサダのアバター ウサダ 運営者

名前:ウサダ
映画好きで映画の感想を書いています。(主に洋画)
次に観る映画を選ぶ参考になれば嬉しいです。
好きな俳優はコリン・ファース。
夢は英国旅行。できればロンドン。

目次