【ネタバレなし】ライアン・ゴズリング主演『フォールガイ』感想レビュー|スタントマン映画アクション×ラブコメの傑作

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2024年公開の映画『フォールガイ』(原題:『The Fall Guy』)はライアン・ゴズリング主演のアクション・コメディ映画です。『ジョン・ウィック』シリーズなどのスタイリッシュなアクション映画で知られるデヴィッド・リーチ監督が、今度はコメディ要素たっぷりの作品に挑戦しています。スタントマンが主人公という、なかなか珍しい設定で話題になった本作。映画というマジックの裏側で、文字通り命を懸けるプロフェッショナルたちへの熱いリスペクトが詰まった、心温まる物語です。

目次

基本情報

  • 公開年:2024年
  • 原題:『The Fall Guy』
  • 監督:デヴィッド・リーチ
  • 脚本:ドリュー・ピアース
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 上映時間:126分
  • 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ、東宝東和

『フォールガイ』を視聴できる動画配信サービス

本作はAmazon Prime Video、ディズニープラスなど複数の動画配信サービスで視聴可能です。

※情報は2025年10月時点のものです。配信状況は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトで確認してください。

あらすじ

主人公のコルト・シーバースは、ハリウッドでスタントマンとして働いています。しかし撮影中の事故で大けがを負ったことをきっかけに、一線から退いてしまいます。心も体もボロボロになり、ハリウッドの華やかな世界から身を隠すようにひっそりと暮らしていました。そんな彼のもとに、元恋人で映画監督のジョディから連絡が入ります。
「新作映画でスタントマンが必要なの。あなたしかいない」
こうしてコルトは映画の世界に戻ることになるのですが、撮影現場で起こる出来事は予想以上にハードで危険。しかも思いもよらぬ事件に巻き込まれていきます。

個人的評価:★★★★☆(4.0/5.0)

個人的な評価は4.0点です。アクション映画好きでスタントマンという仕事に興味がある人におすすめ!観客を飽きさせない抜群のテンポ感、ハリウッド映画らしいド派手なアクションは必見です。スタントでは凄腕なのに、元カノの前ではどこか情けない主人公の姿が人間味に溢れており、親しみやすいのも魅力です。

主要キャスト(キャラクター)

  • ライアン・ゴズリング (コルト・シーバース) スタントマン。ジョディの元恋人
  • エミリー・ブラント (ジョディ・モレノ) コルトの元恋人で映画監督
  • アーロン・テイラー=ジョンソン(トム・ライダー) 有名な俳優
  • ハンナ・ワディンガム (ゲイル・マイヤー) プロデューサー

映画『フォールガイ』の4つの見どころを深掘り!

1.迫力満点!スタントマン出身監督が魅せる「リアル・アクション」

本作の監督は、『デッドプール2』や『アトミック・ブロンド』を手掛けたデヴィッド・リーチ。彼は、なんと元スタントマンという異色の経歴の持ち主!だからこそ、この映画で描かれるアクションは一味違います。その全てが、「本当に人がやっている」という迫力とリアリティに満ちています。アクションの「裏側」を知り尽くした監督だからこそ描ける、緻密なチームプレーとプロフェッショナルな技術にも注目すると、興奮度が跳ね上がること間違いなしです!

CGI全盛の時代にあえて、「これぞスタントマンの仕事!」と言わんばかりの生身のアクションがこれでもかと繰り広げられます。さらに、アクションの中には往年の映画ファンならニヤリとできる小ネタやオマージュも散りばめられており、映画好きほど楽しめる仕掛けになっています。

2.ロマンス要素もばっちり

アクション映画だけど、恋愛要素もしっかり描かれています。コルトと元恋人ジョディの関係性が、物語に深みを与えてくれます。二人の会話のやり取りがとにかく自然で、実際にこんなカップルいそう!って思わせる説得力があります。恋愛映画としても楽しめるのが嬉しいポイント。

シリアスなサスペンス展開の中、彼らの間に挟まれるロマンティック・コメディの要素が、作品全体に絶妙な軽快さとユーモアを加えています。二人の軽妙な会話の応酬と、目が離せない恋の駆け引きは、間違いなく本作の大きな柱です!

3.コメディ要素が絶妙

シリアスなアクションシーンの合間に挟まれるコメディが、とても効いています。笑えるけど安っぽくない、品のあるユーモアが散りばめられていて、最後まで飽きずに観られます。

特に、ハリウッドの映画業界あるあるをネタにしたシーンは、映画好きなら「そうそう!」って思わず頷いてしまうはず。観客を飽きさせないテンポ感、軽快なジョーク、ちょっとドジな主人公の姿。これらが合わさることで、観終わった後には「楽しかった!」という満足感が強く残ります。まさに、“難しいことは考えずに楽しめるエンタメ映画”を求めている人にぴったりです。

4.クセ者ぞろいのキャスト陣

『ラ・ラ・ランド』で一躍スターとなったライアン・ゴズリングですが、今回はアクションとコメディの両方で魅力を発揮。普段のクールなイメージとは違って、ちょっと情けないけど憎めないキャラクターを演じています。特に、スタントシーンでの体当たりの演技は見もの。本当に痛そうで、でも笑えてしまう。この絶妙なバランス感覚が、彼の演技力の高さを物語っています。

エミリー・ブラントも『オッペンハイマー』とは打って変わって、チャーミングで芯の強い女性監督を好演しています。さらに、アーロン・テイラー=ジョンソン、ハンナ・ワディンガム、ウィンストン・デューク、ステファニー・スーなど、個性派俳優が勢ぞろい。どのキャラクターもクセが強くて、でも憎めない。そんな“うるさくて楽しい”空気感が、作品全体のテンションを引き上げています。

こんな人におすすめ

・アクション映画好きの人
・疲れている時に笑いたい人
・純粋に「スカッとしたい!」人
・ロマンチック・コメディが好きな人
・「映画の裏側」に興味がある人
・ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラントのファン

まとめ

ド派手なアクションにコミカルなやり取りが好きな人にはぜひ観て欲しい一本です!爆発、カーチェイス、肉弾戦といったアクションを大迫力で堪能できます。頭を空っぽにして楽しめるハリウッド級のド派手なアクションと、軽快なロマンスが詰まった本作。スカッとしたいときには最適のエンタメ作品です。

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この記事を書いた人

ウサダのアバター ウサダ 運営者

名前:ウサダ
映画好きで映画の感想を書いています。(主に洋画)
次に観る映画を選ぶ参考になれば嬉しいです。
好きな俳優はコリン・ファース。
夢は英国旅行。できればロンドン。

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