【ネタバレなし】映画『バレリーナ:TheWorldofJohnWick』感想レビュー|ジョン・ウィック世界の新ヒロイン誕生!

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アナ・デ・アルマス主演の映画『バレリーナ:TheWorldofJohnWick』(以下、『バレリーナ』)は、世界中で大ヒットを記録したアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズ初の公式スピンオフ作品です。本作は、シリーズ3作目『ジョン・ウィック:パラベラム』と4作目『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の間に位置する物語で、暗殺者として育てられた女性イヴが、亡き父の復讐のために壮絶な戦いに身を投じる姿を描きます。

目次

基本情報

  • 公開年月:2025年8月(日本)
  • 監督:レン・ワイズマン(『アンダーワールド』、『ダイ・ハード4.0』)
  • ジャンル:アクション
  • 上映時間:125分
  • 配給:ライオンズゲート、キノフィルムズ(日本)

あらすじ

ある殺し屋の男が幼い娘を連れて組織から逃亡を試みます。組織の目的は逃亡した男ではなく、娘・イヴの方でした。イヴを敵から庇いながら必死で戦い、なんとか追っ手から逃れますが重傷を負っていた男はイヴの目の前で息絶えます。天涯孤独となったイヴの前に身なりの良い男性が現れ、「君が望むなら父親の家族の元に連れていく」と手を差し伸べました。それを受け入れ、男性とともにイヴが訪れた場所は…。

主要キャスト(キャラクター)

  • アナ・デ・アルマス(イヴ・マカロ)
  • アンジェリカ・ヒューストン(ディレクター)暗殺組織の首領
  • キアヌ・リーブス(ジョン・ウィック)伝説的な殺し屋
  • ノーマン・リーダス(ダニエル・パイン)コンチネンタルホテルに滞在する謎の男

見どころ・おすすめポイント

1.多彩で過激なアクション

『ジョン・ウィック』シリーズ同様に過激なアクションシーンが多いです。武器は銃やナイフ、手榴弾が多いですが、それ以外に身近にあるものや、そんな物まで!?と驚くような様々な物が武器として使用されます。ただジョン・ウィックほどスタイリッシュではありません。イヴの必死さや泥臭さが、かえってリアルな緊迫感を生み出しています。女性であるイヴが体格差のある男性相手に、時には卑怯とも言える手段で戦う姿は、単なるアクション映画とは一味違うリアリティを感じさせます。

2.『ジョン・ウィック』と同じ独特の世界観

世界の様々な都市にある、殺し屋専用のコンチネンタル・ホテル。そこでは絶対に殺人をしてはいけないという鉄の掟。殺し屋御用達の武器屋。殺し屋は賞金額がスマホでリアルタイムで分かるなど。様々な電子機器や技術が存在する現代的な世界観でありながら、あえてアナログな部分を残しているコンチネンタル・ホテルは、独特の雰囲気を醸し出しています。
逆に言えば『ジョン・ウィック」シリーズを未見でも「ジョン・ウィックという伝説の殺し屋がいる」ということと、これらの設定さえ分かっていれば、『バレリーナ』は充分に楽しめます。もちろんシリーズを観ていた方が細かい部分も色々と楽しむことができるのでおすすめです。

3.美しい映像

都市部での激しい戦いのシーンとは対照的に、美しい山岳地帯の村に静かに雪が降り積もるシーンはとても美しいです。

個人的評価:★★★☆☆(3.0/5.0)

私の個人的な評価は3.0点です。様々な手段での殺し合いがメインの作品です。それはもう多彩で素晴らしいです!ただアクションの完成度が高い分、物語の深みがやや物足りなく感じました。あと出番は少なめでしたがノーマン・リーダスがとても良かったです。シリーズの続編があれば、ぜひどこかで出演して欲しいです。

こんな人におすすめ

・『ジョン・ウィック』シリーズが好き
・多彩で派手なアクションが好き
・女性が敵をぶっ倒していく様が好き

注意してほしい点
・15歳未満は鑑賞禁止(PG15+)
・残酷な描写や、グロテスクな場面が多く含まれます

まとめ

『ジョン・ウィック』シリーズのテーマのひとつは「終わらない復讐の連鎖」ではないでしょうか。この作品のイヴの戦いも復讐で始まり、また続いていくことを予感させるようなストーリーでした。新たな主人公イヴの続編が作られるのか、『ジョン・ウィック』シリーズに登場するのかまだ分かりませんが今後の展開がとても楽しみです。

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この記事を書いた人

ウサダのアバター ウサダ 運営者

名前:ウサダ
映画好きで映画の感想を書いています。(主に洋画)
次に観る映画を選ぶ参考になれば嬉しいです。
好きな俳優はコリン・ファース。
夢は英国旅行。できればロンドン。

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